都市銀行でインターネットバンキングによる業務処理の割合が急速に増えているのに対し、窓口業務の割合は下がっていることが明らかになった。
 韓国銀行が19日に発表した2006年国内インターネットバンキングサービス利用現況によると、国内都市銀行7行でネットバンキングを通じた業務処理は全体の41.5%を占め、前年末より4.8ポイント上昇した。一方、窓口を通じた業務処理は24.7%から22.7%に下がった。現金自動預払機(ATM)を通じた業務処理の割合も27.0%から24.6%に、テレホンバンキングも11.6%から11.2%に下がった。

 ネットバンキングの普及が比較的進んでいない地方銀行と特殊銀行をあわせた国内銀行全体としてみた場合、ネットバンキングが占める割合は2005年の31.6%から2006年は36.7%に上昇し、窓口の割合は30.1%から27.0%に下がった。

 昨年末現在、19の金融機関に登録したネットバンキング顧客数は3591人で、前年末より34.3%増えた。ネットバンキング利用時の手数料が安いこと、京畿道・板橋のアパート分譲申請を原則としてネット上でしか行わなかったことが影響したと分析される。

 ネットバンキングを通じた照会・振込・融資サービス利用件数は1日平均1280万件で、前年比15.1%増えた。振込額は1日平均15兆903億ウォンで20.5%増加した。国民、新韓、ウリィ、ハナ銀行の4行のネットバンキング利用顧客を年齢別でみると、30代が38.8%、20代が27.4%、40代が20.5%、50代以上が8.4%、60代以上が3.4%、10代以下が1.4%だった。性別では、男性が55.1%、女性が44.1%を占めた。


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