全羅北道群山と忠清南道長項を結ぶ鉄道が着工から10年目にして開通する見通しとなった。全羅北道によると、1997年から総工費3100億ウォンを投じて建設が進められていた群山~長項間17.1キロメートルの鉄道工事は81.3%まで進んでおり、このままのペースで工事が進むと当初予定より1年早く年末にも完工する見込みだ。錦江を挟んで対岸に位置する群山と長項との往来は、数年前に西海岸高速道路が開通するまで船以外の公共交通手段がなかった。
 全羅北道関係者は、鉄道の開通により道内の産業団地への企業誘致促進につながるほか、物流輸送がスムーズになることで地域経済の活性化も期待できると話している。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0