上海で7月に韓国機械産業展、中国市場攻略狙う

国内機械産業が中国で大規模展示会を開催し、世界最大の機械類市場・中国の攻略に本腰を入れる。
　業界が16日に明らかにしたところによると、韓国機械産業振興会は中国・上海の新国際博覧会センターで7月25～28日、韓国機械展（KOMAF上海2007）を開催する。東博展覧有限公司との共同開催で、生産コスト削減などの理由から中国市場に進出している韓国企業の中国内マーケティング支援を目的とする。

　機械展には、国内企業200社余りが参加、6000平方メートルの会場に300ブースを設置する。金属工作機械、工具、金型関連加工機械、工場自動化機器、制御計測機器、試験検査機器などを中国をはじめとした海外バイヤーにアピールする。振興会は、商談5億5000万ドル、契約5000万ドルの成果を期待している。

　韓国は2005年に中国に163億100万ドル相当の機械類を輸出し、84億6200万ドルの黒字を記録した。いまや中国は韓国機械産業の最大市場となっている。振興会はこの機械展を毎年上海で開催する方針だ。


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