最高人民会議の崔泰福議長(朝鮮中央テレビ撮影)=15日(聯合)
最高人民会議の崔泰福議長(朝鮮中央テレビ撮影)=15日(聯合)
北朝鮮の崔泰福(チェ・テボク)最高人民会議議長は15日、米国に対し、北朝鮮を追い込む動きを注視しているとしながら、「自主権と尊厳に手を出すならば許さない」と警告した。北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えた。
 崔議長はこの日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日を祝うために平壌で開かれた中央報告大会に出席した。今の朝鮮半島は米国の変わりない敵視政策のために、依然として緊迫した情勢が続いているとした。「米国が懐柔と圧力、制裁の水準を上げながら、日本をはじめとする追従勢力までを動員して北朝鮮の権威と威信をそしり、経済的に窒息させようと無謀に策動していることを鋭く注視している」と述べた。また、北朝鮮の軍隊と人民は自主権と尊厳に手を出されるならば許しはせず、先軍の価値を高く掲げつつ政治・軍事的威力を強化し続けることで、反米対決戦で最終勝利を収め、北朝鮮の思想と制度、正義の偉業を固く守ると主張した。

 6カ国協議は13日に北京で合意文書を発表し、北朝鮮の核施設の不能化などを条件に重油100万トン相当の支援を約束しているが、これに対する北朝鮮の公式的な反応はまだ出ていない。


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