インフレの先行指標とされる原材料・中間財物価が下落を続けている。国際的な原材料価格の下落が影響したとみられる。
 韓国銀行が15日に発表した1月の加工段階別物価動向によると、原材料・中間財物価は前月に比べ1.2%下がった。昨年9月はマイナス2.1%、10月はマイナス1.6%、11月はマイナス1.1%と3か月連続で下落したが12月は横ばいだった。前年同月比では0.8%上昇したものの、前月の上昇幅2.4%よりは鈍化した。 

 韓国銀行は、1月の中東産ドバイ原油価格は1バレル当たり51.8ドルで、昨年12月の58.7ドルに比べ比較的大幅な下落を示したのに加え、石油製品、金属1次製品を中心に中間財価格も下がったと説明している。サービスを除く財貨部門の総合的なインフレ指標である最終財物価は前月より0.1%下落した。前年同月に比べると0.5%下がった。


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