サムスンエンジニアリングは15日、インド国営石油会社(IOCL)と2億6000万ドル規模の石油化学プラント契約を締結したと明らかにした。同社がインド国営の石油・精油会社と進めるプロジェクトは、これで5つ目となる。
 ハリアナ州パニパットの石油化学団地に建設される同プラントは、エチレングリコール年産32万トンを見込む。サムスンエンジニアリングが設計、購買、施工を一括して請け負い、2009年12月に完工する予定だ。

 鄭然柱(チョン・ヨンジュ)社長は、世界最高の技術力と事業遂行能力を発揮して最高のプラントを建設し、インド市場での地位を確立すると抱負を示した。同社は昨年9月にニューデリーに設立したインド法人を、営業だけでなく独自の設計・調達・施工を行う会社に育てる方針だ。このため2010年までに現地人材を500人レベルまで拡大する。

 サムスンエンジニアリングは昨年、国際競争力の強化により受注3兆ウォン、売上高2兆ウォン、純利益1192億ウォンを記録するなど、過去最高の業績を上げた。今年はそれぞれ3兆5000億ウォン、2兆4000億ウォン、1兆450億ウォンを目標としている。


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