黄砂に覆われたソウル=14日、ソウル(聯合)
黄砂に覆われたソウル=14日、ソウル(聯合)
ソウルと京畿道の一部地域、江原道で14日午後、今年初めての黄砂が観測された。

気象庁は同日、今朝黄海で初めて黄砂が発生し、午後1時ごろからソウルや京畿道・東豆川、水原、ムン山、江原道・春川など一部の中部地域でも黄砂が観測されたと明らかにした。時間当たりの粒子状物質(PM10)濃度は、1立方メートル当たり140~150マイクログラムで少量だったという。

 昨年の場合、ソウルでは3月11日に初の黄砂が観測された。気象庁関係者は「中国・東北地方で黄砂が再び発生する可能性がある」とし、あす午前も一部の中部地方で弱い黄砂が観測される可能性があると説明した。

 この日は冷たい大陸高気圧の影響で最高気温が2~14度と前日より下がり、肌寒い1日となった。気象庁関係者は、強い風が吹き体感温度はさらに下がったとし、健康管理だけでなく施設物の管理や火災防止を呼びかけた。

 15日は高気圧の影響でおおむね晴れる見通しだ。最低気温は氷点下9度から0度、最高気温は2~9度にとどまるとみられる。


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