産業資源部が14日に発表した2006年サービス輸出入動向によると、昨年の輸出は518億7000万ドル、輸入は706億4000万ドルだった。サービス貿易赤字は前年比37.4%増の187億6000万ドルで、過去最高を記録した。
 一般旅行と留学・研修を合わせた旅行サービス部門は、輸出が53億2000万ドルで前年比8.3%減少した一方、輸入は182億4000万ドルで18.4%増加し、旅行サービス収支赤字は前年比34.6%増の129億2000万ドルに達した。同部門の支出は、昨年の商品貿易黒字292億1000万ドルのうち62.4%を占めている。旅行収支赤字は前年比36.3%、留学・研修収支赤字は31.5%、それぞれ増加した。1人当たりの海外旅行経費支出額は1187ドルで、韓国を訪れる外国人1人当たりの支出を327ドル上回った。この差額は前年の279ドルから拡大した。

 このほか、海運・航空などの運輸サービスは24億6000万ドルの黒字を計上したものの、黒字規模は前年比34.2%減少した。事業サービスは赤字が前年比11.7%拡大し68億3000万ドルに達した。その他サービスでは、赤字が前年より11.9%減少した。

 産業資源部は、運輸サービス貿易黒字の大幅減と旅行サービス赤字の大幅像が、サービス収支全体での赤字を大きく拡大した要因だと説明した。

 一方、昨年12月のサービス輸出入動向は、輸出が前年同月比14.4%増の50億8000万ドル、輸入が同18.5%増の69億6000万ドルだった。サービス収支赤字は18億8000万ドルで、前年同月に比べ30.6%増加した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0