連休を海外で過ごす人が増えているが、今年の旧正月連休は3連休と比較的短いことから、中国や日本など短距離の海外旅行商品の売れ行きが好調で、ほとんどが満席となっている。
 旅行代理店のハナツアーが過去2年間の旧正月連休の海外旅行商品利用状況をまとめた結果によると、先月31日現在で海外旅行予約者は1万3184人となり、昨年に比べ11%増えている。旅行地域別では、東南アジアが39%の5258人で、昨年に続き最も人気が高かったが、昨年の53%に比べると人気は落ち込んでいる。これに対し10万ウォン台の格安航空券が登場した中国と、円安による値ごろ感の出てきた日本への旅行者は大幅に増えている。中国は昨年の旧正月期間に全体の15%となる1820人だったが、今年は22%の3021人に達し、日本は昨年の2170人(18%)から3115人(23%)と大幅な伸びを示している。

 航空会社の予約状況では、大韓航空が16日から20日までの韓国発便で、福岡行が99%の予約率になったほか、北京、天津が99%、上海が97%などいずれも高い予約率となった。アシアナ航空も東京、大阪行などで90%台の予約率を記録したほか、富山、福岡、宮崎、仙台、高松などへ向かう便は全便満席となった。中国路線でも杭州、青島、西安などが満席となり、北京、上海なども90%を超える予約が入っている。こうしたことから、各社とも旧正月期間中にはチャーター便を運航することで急増する旅客需要をさばいていく考えだ。


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