盧大統領が欧州3カ国歴訪、スペインに向け出発

盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領は11日午前、権良淑（クォン・ヤンスク）夫人とともに特別機に乗り込み、スペイン、バチカン、イタリア歴訪に出発した。 韓国の国家元首としては初めてスペインを国賓訪問する盧大統領は現地時間11日の午後にスペイン・マドリードに到着し、公式歓迎式、国王フアン・カルロス1世と王妃主催の昼食会、国賓晩餐会に出席する。13日にはサパテロ首相と会談し、両国の実質的な協力体制強化や朝鮮半島問題を含めた国際情勢などを話し合うほか、現地在住韓国人との懇談会にも参加する。14日は世界観光機関のフランジアリ事務局長と会った後、マドリードで韓国が主賓国として参加するスペイン国際現代美術展の開幕式に出席する。

　15日にはバチカンを訪問し、ローマ法王ベネディクト16世と双方の協力関係強化などについて意見を交わす。同日中にイタリアに移動し、現地の韓国人と懇談する予定だ。翌16日にはプローディ首相と経済通商分野での協力と朝鮮半島や欧州連合（EU）の地域情勢について話し合う。帰国は17日午後を予定する。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.