6カ国協議米国首席代表のヒル国務次官補は11日、解決されない争点は作業部会で議論することが適切との考えを示した。6カ国協議4日目となるこの日、宿泊先のホテルを出発する際に記者団に対し述べたもの。
 しかし、合意できていない争点の内容は明らかにしていない。ヒル次官補は「争点は合意文のある段落に関するもの。この問題は専門家に任せるのが適切で、(今協議では)核廃棄の初期措置など『主要協議』に集中するのが良さそうだ」とした。今後のスケジュールについては、北朝鮮との2国間協議を続けるとしながら、きょうにも合意が引き出されることを希望すると述べた。旧正月(18日)前には6カ国協議を終わらせたい考えのようだ。

 一方、北朝鮮が問題視する米国の北朝鮮に対する敵対視政策については、今協議の争点ではないと繰り返した。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0