第11回韓米安保政策構想(SPI)会議のの様子=8日、ソウル(聯合)
第11回韓米安保政策構想(SPI)会議のの様子=8日、ソウル(聯合)
韓国と米国は戦時作戦統制権が韓国に移譲された後の国連軍司令部の役割と任務の調整について、別途のチャンネルを設け外交・国防当局で協議を続け、10月に行われる第39回韓米定例安保協議会(SCM)で報告する。国防部のキム・ギュヒョン国際協力官が8日、第11回韓米安保政策構想(SPI)会議終了後に明らかにした。

 キム協力官は、ベル在韓米軍司令官が数度にわたり言及してきたように、作戦統制権が韓国に移譲されれば国連司令部の停戦協定管理任務に困難が生じる可能性がある点を考慮し、韓米が今後も共同で調整方法について研究していくことにしたと説明した。国連司令部に関する問題は専門的な内容となり国際法専門家なども必要なため、別途の協議チャンネルを設けるという。

 また、この日の韓米安保政策構想(SPI)では米軍基地の平沢移転事業についても深度のある議論が行われたと紹介した。当初の目標期限だった2008年までの移転は不可能との見方で両国ともある程度一致したという。


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