第11回韓米安保政策構想(SPI)会議が7日から2日間、ソウル市龍山区の国防部庁舎で開催される。昨年9月に米ワシントンで第10回SPIが開催されて以来、5か月ぶりとなる。

 今回の会議は、全済国(チョン・ジェグク)国防部政策広報本部長と米国防総省のローリス副次官補がそれぞれ両国首席代表として出席する。施設総合計画(マスタープラン)の最終的な完成を目前に控え、共用施設、戦術指揮統制体制(C41)の費用分担をめぐり意見を異にしている在韓米軍基地の京畿道平沢移転問題について集中的に話し合う予定だ。

 また、昨年10月ワシントンで開催された第38回韓米定例安保協議会で合意した戦時作戦統制権の韓国移譲関連、戦時作戦統制権移譲後の国連軍司令部の任務と役割についての議論も行われる見通しだ。このほか、返還される予定の在韓米軍基地の環境汚染への対策、返還日程、中東地域情勢、韓国軍のレバノン派兵計画などに関しても意見を交わす。


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