金浦国際空港の入国審査場で6日から、英語と日本語、中国語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語の7カ国語の無料同時通訳システムが運営される。金浦税関が5日に明らかにした。

 外国人の手荷物検査の際、税関職員はこれまで英語と日本語、中国語で対応することはできたが、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語使用者とは意思疎通に多くの問題があったという。

 このシステムは、各言語の専門通訳者とつながる特殊電話機を設置し、必要な外国語ボタンを押せば税関職員と外国人旅行者の対話内容を通訳者がその場で通訳するというもの。現在ソウル市内を走る8000台のタクシーに設置されている無線通訳システムと同じ形態だという。金浦税関では、外国人旅行者を安心させる親切な対応になるだけでなく、スムーズな通関業務が期待できるとしている。


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