米通商代表部(USTR)のバティア次席代表が、11日からワシントンで開かれる第7回韓米自由貿易協定(FTA)交渉では貿易救済と自動車、医薬品など残りの争点をすべて扱いたい考えを韓国に伝えたことを明らかにした。2日に記者団に対し述べたもの。「残りの重要争点」について問われると、「合意していない条項をまとめ上げるのが重要」と答え、合意していない条項として貿易救済と自動車、医薬品を挙げた。
 また、米国はFTA交渉の成功裏の妥結を願い、双方ともに勝つ、双方のための妥結を目指し、互いに相手側が重点を置く敏感な問題を尊重する必要があるとの見解を韓国側に伝え続けてきたと説明した。

 USTRのスパイサー報道官は、韓米FTA締結に向けたホワイトハウスの「政治的な意志」についての質問に、大統領の貿易促進権限(TPA)延長に関連し最大限努力すると答えた。韓米FTA交渉で米国が最も重視するのは実質的な内容で、米国の産業のために疎かにできない重要で深刻な争点が現在いくつかあるとした。

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