全国経済人連合会の金俊起(キム・ジュンギ)副会長が辞任を表明した。金副会長がグループ会長を務める東部グループが2日に明らかにした。辞意表明に当たり「これまで全経連の組織革新に向け努力して来たが、これという革新は実現できなかった。有能な人材を入れて発展してもらいたい」と話したという。
 これに関連し全経連は、同日の理事会で金副会長の辞任に関することはまったく言及されておらず、現在真相把握に努めている段階だと話している。

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 全経連会長団は、会長を務める姜信浩(カン・シンホ)東亜製薬会長のほか、辞任を表明した東部グループの金会長、サムスンの李建熙(イ・ゴンヒ)会長ら19人の非常勤副会長、趙健鎬(チョ・ゴンホ)常勤副会長の21人で構成されている。非常勤副会長らは主に会長団会議などを通じ、財界の主要懸案に関する意見を示し、全経連の運営に関する事案を決定する。

 金副会長の辞任は、姜会長の3期目就任を決定する株主総会を1週間後に控え突然発表されたもので、姜会長の就任に対する強い不満の現れと思われる。金副会長は、姜会長の3期目就任が事実上決定した先月の全経連会長団会議にも出席しなかった。金副会長の辞任が、他の会長団の連鎖辞任につながるかが注目される。

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