対米輸出が全般的に伸び悩む中、1月の電子製品の対米輸出は31か月ぶりの高水準の伸びを見せた。産業資源部が2日に明らかにしたところによると、1月の米国向け電子製品輸出額は13億6000万ドルで、前年同月に比べ32.5%増えた。月ベースでは、2004年6月以降最も高い増加率となる。

 メモリー半導体の輸出額は前年同月比136.8%増の3億3000万ドル、液晶パネルは185.6%増の8000万ドルだった。低迷が続いていた携帯電話端末機も37.3%増え4億6000万ドルに達した。

 最大の輸出先である中国への輸出額も、前年同月に比べ34.5%多い24億9500万ドルを記録した。半導体が47.6%増の8億6000万ドル、液晶パネルが241.9%増の3億5000万ドルで、両品目が全体をけん引した。

 これに対し、欧州連合(EU)と日本への輸出はともに減少した。EU向け輸出は主力品目の携帯電話とテレビ部品が不振で、前年同月比5.9%減の15億8000万ドルに落ち込んだ。日本への輸出額も6.3%減少し7億2000万ドルにとどまった。これは最も高い割合を占めていたフラットディスプレーの輸出減が響いた。

 電子製品全体の輸出額は前年同月比11.6%増の98億5000万ドルで、6か月連続2けたの増加率を維持した。輸入額は、9.9%減の51億3000万ドルだった。


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