韓国空軍が次世代戦闘機に検討している米国の最新鋭戦闘機F-22(愛称ラプター)を、早ければ今月中旬にも国内で直接目にすることができそうだ。

 F-22戦闘機は最大速度マッハ2.5の多用途戦術戦闘機で、レーダーなどから探知されにくくするステルス機能を持つ。米軍はF-22戦闘機12機などを備えたF-22部隊を10日から沖縄の嘉手納基地に配備し、90日~120日間駐留させる予定だ。F-22部隊が海外基地に配備されるのは今回が初めてとなる。F-22戦闘機は戦闘行動半径が1200キロメートルに及び、沖縄に配置されていても朝鮮半島までカバーすることができるため、早ければ今月中旬にも朝鮮半島上空でF-22戦闘機を確認できるとみられている。

 米空軍はまた、F-22部隊は在日米軍はもちろん、韓国空軍との合同訓練を実施する計画だと話している。合同訓練の日程や内容は明らかにしていない。


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