昨年に過去最高の業績を達成したと発表したハイニックス半導体が、31日午後に予定していた業績説明会を中止した。同社とマグナチップ半導体の下請け会社の労働組合に所属する労働者らが説明会場に入り、議事進行に問題が発生する可能性があるため。この日は早くから40人余りの労働者が会場に入り着席しており、行事開始前から緊張感がただよっていた。中止の発表を受け、一般参加者らとともに労働者も会場を後にし、会社側との衝突などは発生しなかった。

 ハイニックスと下請け労組は2004年末から対立の状態にある。当時ハイニックス・マグナチップの清州事業場4か所の組合員が労働組合を結成し全面ストライキを行うなど契約問題などでぶつかり、以降、労働者らによる社屋占拠・立てこもりや、会社側の不誠実な対応などで、双方の溝は深まる一方となっている。


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