建設交通部は31日、昨年の国際線旅客便の利用客が3284万8000人に達したと明らかにした。前年に比べ10.2%の増加となった。貨物便の輸送量は285万4000トンで前年比9.1%増だった。

 方面別の旅客輸送実績では、日本が913万7000人で最も多く、次いで中国が732万1000人、米国が318万7000人などとなった。前年に3万人だったカンボジアへの利用客は昨年は10万人まで増えるなど、東南アジア地域を中心に増加が目立った。

 仁川空港を除く空港別の国際線旅客輸送実績を見ると、金海空港が230万1000人、金浦空港が141万4000人で、いずれも小幅の伸びにとどまった。大邱空港は前年比1.4%減の29万4000人、襄陽空港は前年比41%減の4000人だった。

 航空会社別の国際線旅客輸送実績は、大韓航空が前年比6.6%増の1237万5000人、アシアナ航空が13.5%増の786万6000人となった。貨物輸送実績は大韓航空が7.1%増の132万8000トン、アシアナ航空が16.5%増の60万7000トンとなった。

 国際線輸送実績の増加は、航空自由化の拡大、韓流ブーム、ウォン高による旅行経費の軽減、週休2日制の拡大などの影響とみられる。

 一方、昨年の国内線旅客輸送実績は、前年から2万5000人増え1739万5000人に達した。仁川~済州線は66.1%増加したのに対し、金浦~大邱線は高速鉄道(KTX)開通により52.7%減少した。航空会社別の国内線輸送分担率は、大韓航空が65.0%、アシアナ航空が32.8%、済州航空が1.5%、韓星航空が0.7%となった。


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