韓国軍の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)派兵が7月中旬ごろにずれこむ見通しだ。当初は3月末か4月初めごろにレバノン南部地域に350人が派遣されると予想されていた。

 合同参謀本部のパク・チョンイ作戦部長は31日、レバノン政府の駐留地選定の手続きにかかる時間と駐留地の施設工事などを考慮すると、派兵は今年半ばになるとの見方を示した。

 韓国軍の駐留地域は、ティール市またはティール北部地域になる見通しで、UNIFIL司令部が韓国軍の駐留場所としてティール市周辺地域の土地を提供する方向で協議したが、まだレバノン政府との協議を経た最終決定には至っていないという。韓国軍はレバノンの国有地約9万坪を駐留地として考えている。土地の使用料は政府予算で支払った後、国連の補助を受ける計画だ。

 韓国軍は、ティール地域一帯に対する道路パトロールや監視に当たることになる。レバノンの国防当局関係者らも、21~27日に現地を訪れた韓国政府の協力団に対し派兵を歓迎し最大限支援する意向を示したという。


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