北朝鮮の朝鮮貿易銀行の呉光鉄(オ・グァンチョル)総裁がバンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結されている北朝鮮口座問題をめぐる米朝実務者会合に出席するため、30日に北京入りした。呉総裁のカウンターパートとなる米財務省のグレーザー副次官補(テロ資金・金融犯罪担当)は同日、宿泊先のホテルで記者団に対し、BDA会合が同日午後に駐中米国大使館で始まると述べ、会合はうまくいくとの見通しを示した。

 米朝両国は、先月18~21日に北京で再開された6カ国協議期間中に、別途にBDA問題の解決策を模索したが合意には至らず、1月末に会合を再開することで合意した。北朝鮮が6カ国協議で北朝鮮資金に対する凍結措置が解除されなければ、核放棄を話し合う交渉に応じない姿勢を貫いてきただけに、今回の交渉が来月8日から開催される可能性が高い6カ国協議の結果を左右する鍵になるとみられる。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0