パイクさんの作品の前で黙祷をささげる久保田さん=29日、果川(聯合)
パイクさんの作品の前で黙祷をささげる久保田さん=29日、果川(聯合)
昨年1月に米国で死去した世界的なビデオアーティスト、ナムジュン・パイクさんの1周忌追悼式が29日、果川国立現代美術館で行われた。行事には、ニューヨーク在住のパイクさんの妻・久保田成子さんのほか、国内美術界関係者、海外文化会関係者など多数が出席し、久保田さんが制作した追悼ビデオの上映、パイクさん作成のビデオタワー「the more、the better」の点灯式などが行われた。

 パイクさんがまだ生きているようだという久保田さんは、「人が死ねば映像が残り、作品が残る。美術館の作品と映像の中、彼はいつまでも残る。ビデオアートを創始した偉大な芸術家だった」と話した。

 また、同日午後には仁寺洞で、パイクさんのフロクサス活動時代の作品を集めた展示会が開催され、追悼祈祷なども行われた。


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