京畿道竜仁市の遊園地エバーランドで14日、アトラクションに搭乗していた女性が落下し死亡する事故が発生した。7.4メートルの高さで360度回転する円筒型の構造物の中に左右30度ずつ動く搭乗ベンチが設置されているアトラクションで、警察によると死亡した女性は、アトラクション作動直前に搭乗ベンチを離れ構造物内に立っていた状態だった。アトラクションが作動し構造物が回転を始めたため重心を失い落下した。同乗していた夫の話によると、アトラクションから降りようとして立ち上がったところ、そのままドアが閉まりアトラクションが作動を始めたという。

 操作を担当していたエバーランド従業員は、内部の状況を確認せず案内放送を行ったのみでアトラクションを作動させたことが確認された。20秒ほど経ってから乗客らの悲鳴を聞いて停止させたという。エバーランド関係者は、案内放送を終え搭乗ベンチの安全レバーを下げた状態でこれをすり抜け立ち上がる人がいるとは従業員も予期できなかったとしながらも、最終的な確認を行ったとして責務を認めた。警察はエバーランド安全管理者らの器具管理に問題があったとみて、正確な事故経緯を調査している。


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