「外資企業捜査は投資に悪影響」AMCHAM会長

駐韓米商工会議所（AMCHAM）のウイリアム・オバーリン会長は28日、ソウル市内のホテルで就任記念会見を開き、「韓国では企業環境を予測することが困難なことが問題だ。ローンスターなど外国投資者に対する長期捜査や自由貿易協定（FTA）反対大規模デモなどは、外国投資者に良くない認識を与えている」との考えを示した。

また、企業への捜査は単に外国企業だけでなく国内企業にも大きな影響を与える可能性があると指摘し、韓国は規制環境予測の可能性が非常に低い点が問題で、これを解決するためにもローンスター捜査がグローバルスタンダードに沿ってできるだけ早く終結されることを望むと強調した。

オバーリン会長はさらに、原油価格の高騰やウォン高ドル安などで韓国経済の見通しが良くなく、外国企業の投資環境も依然として低迷していると指摘した。韓米FTA問題については、農業や自動車、製薬などの分野で両国は立場の違いを埋めることができないでいるが、FTAを締結した国は自国の企業が相手国の市場進出に有利になる事実を知るべきだと述べ、公正でバランスの取れたFTA締結を繰り返し呼びかけた。


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