地域別の受注額は、中東が95億ドルで全体の58.0%を占めたほか、東南アジアが40億ドル、アフリカが15億ドルだった。国別では、サウジアラビアが36億ドルで全体の22%を占め、トップとなった。次いで、クウェート(20億ドル)、カタールとオマーン(ともに13億ドル)の順だった。
企業別にみると、現代建設の受注額が27億ドルで首位だった。現代重工業(19億ドル)、GS建設(16億ドル)、サムスンエンジニアリング(16億ドル)、大宇建設(13億ドル)、斗山重工業(10億ドル)も10億ドル以上受注した。工事種類別の受注額では、プラント分野が109億ドルで66%を占めた。土木・建築分野は前年より倍増した50億ドルを受注した。
建設交通部は今年の特徴として、▼中南米や北米・太平洋、アフリカなど新興市場での高い増加率▼投資開発プロジェクトの受注額(16億ドル)増加▼ニュータウン・住宅建設経験に対する海外からの評価▼1億ドル以上の大型プロジェクト受注の増加――などを挙げた。
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