北朝鮮水産省所属の3000トン級貨物船が26日午後、中国・大連の旅順港付近、老鉄山海域で沈没し、船員25人のうち17人が行方不明となっている。

 中国国営新華社通信が報じたところによると、中国交通部海事局の海上捜索救助センターが同日、北朝鮮の貨物船1隻が大連付近の海域で沈没したとの通報を受けた。遼寧省の海上捜索救助センターが船舶とヘリコプターを動員し船員8人を救助したが、残り17人は行方が分からないままとなっている。

 遼寧省海上捜索救助センターは、外交ラインを通じ北朝鮮側にも沈没事故を通報した。同貨物船は当時2900トンの鉱石を積載し中国に入港するところだった。


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