証券先物取引所が26日にまとめた10大グループの株価現況によると、証券市場不振のなか、現代重工業が約2倍という最高の株価上昇率を記録した。年初から22日までの株価は造船業好況への期待感に後押しされ84.2%急騰した。

 他グループの上昇率は、SKが29.9%、韓進が15.2%、サムスンが12.0%、GSが10.9%、斗山が10.0%、LGが3.8%だった。一方、ロッテ(マイナス0.5%)、ハンファ(マイナス11.1%)、現代自動車(マイナス18.8%)は系列会社の業績不振の影響を免れることはできなかった。

 現代重工業は、世界最大の造船所である現代重工業(67.1%)と中小型造船所の現代尾浦造船(101.4%)の業績好転がグループの株価を引っ張った。SKでは、SKネットワーク、SKCなど多くの主力系列会社が外国人や機関投資家からの人気が高く収益率を上げた。ただ、大韓ガス、SK証券、釜山ガス、ソウル音盤などはいずれも株価はマイナスとなった。

 サムスンでは、サムスンテックウィン(95.2%)、サムスンエンジニアリング(50.0%)、サムスン物産(39.8%)などがグループの株価上昇に貢献した。LGは、LG生活健康(125.4%)、LGテレコム(50.6%)、LGデーコム(42.9%)など非主力会社が急成長したが、LG電子(マイナス37.5%)、LGフィリップスLCD(マイナス36.4%)、LG商事(マイナス19.6%)といった主力会社が低迷し、株価上昇は小幅にとどまった。

 現代自は、エコプラスチック(マイナス55.3%)、グロービス(マイナス55.3%)、起亜自動車(マイナス49.1%)が10大グループ系列会社の中でも下落率1~3位となったほか、現代オートネット、現代自も大幅に下落した低迷の1年となった。


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