金堤市の鶏インフルエンザ発生農家から半径500メートルの地域では、道路封鎖と防疫作業が行われている=13日、金堤(聯合)
金堤市の鶏インフルエンザ発生農家から半径500メートルの地域では、道路封鎖と防疫作業が行われている=13日、金堤(聯合)
国立獣医科学検疫院の姜文日(カン・ムンイル)院長は13日、全羅北道益山市と金堤市で相次ぎ発生した高病原性の鳥インフルエンザについて、発生状況や各種疫学的調査を考慮し、学会や諮問委員では早期の終息は難しいと見ていることを明らかにした。国会の農林海洋水産委員会に出席し述べた。

 また、現在把握されているところによると、最近発生した鳥インフルエンザは、2003年発生時のウイルスとは違い、海外から新たに流入したものとみられるという。これについては農林部の朴海相(パク・へサン)次官も、中国やモンゴルで発生したものと類似すると暫定的に判断していると述べている。

 一方、鳥インフルエンザが発生した金堤市のウズラ農家から半径3キロメートル以内で行われていたウズラや鶏などの殺処分は、13日午後6時に一段落したと、全羅北道AI防疫対策本部が発表した。飼育農場に残された飼料などの処分が残っているが、遅くとも14日午前には関連するすべての作業が終わる見込みだ。


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