演説を行う李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官。この日の共同会議には歴代統一部長官らも参加した=13日、ソウル(聯合)
演説を行う李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官。この日の共同会議には歴代統一部長官らも参加した=13日、ソウル(聯合)
李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官は13日、分断以来これまで南北間と国際社会でなされたさまざまな合意を尊重し、責任を持って順守する雰囲気を作っていくことが重要との認識を示した。第5回政党・宗教・市民社会団体共同会議に出席し述べたもので、合意の尊重は南北だけの問題ではなく国際社会が深く省察すべき問題だと指摘した。「さまざまな合意」が何かについては触れなかったが、11日の長官就任式の際に言及した1992年の南北基本合意書と6カ国協議での共同声明の持つ意味を強調したものと思われる。

また李長官は、「朝鮮半島の悲劇は古い歴史を持ち、数多くの痛みをもたらした」と述べ、人道的な価値を何より重視することが重要であり、そのためには和解と慣用が何よりも求められると指摘した。

近く開かれる見通しの6カ国協議については、いつにも増して重要になっていると強調した上で、「平和体制に向け、6カ国協議を通じた参加国の粘り強い取り組みが必要だ」と述べた。それが朝鮮半島平和の約束であり、北東アジア、世界平和の1つの根拠になり得ると確信していると強調した。


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