国会国防委員会は12日の全体会議で、「イラク駐留韓国軍部隊の派遣延長同意案及び削減計画」の採決を行い、賛成多数で可決した。在籍議員16人全員が出席し、賛成15、反対1だった。先月28日に開かれた閣議で議決された同意案は、現在2300人規模の韓国軍部隊を来年4月に1200人程度に削減し派兵期間を1年延長するが、来年中に撤退計画をまとめると明示している。
 国防委員会はまた、アフガニスタン駐留部隊の派兵期間を1年延長する「国軍建設工兵部隊の対テロ戦争派遣延長同意案」と「国軍医療部隊の対テロ戦争派遣延長同意案」も可決した。

 国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官は、「政府は来年末までの撤退を原則としている。ほとんどの国民や団体が撤退そのものを求めており、政府も任務が終了すれば早期に撤退することが望ましいと考えている」と述べた。撤退計画の策定については、平和再建任務がいつごろ終了できるかを確認する必要があるとした上で、上半期中になるとの見通しを示した。


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