懇談会で演説をするグティエレス米商務長官=12日、ソウル(聯合)
懇談会で演説をするグティエレス米商務長官=12日、ソウル(聯合)
米国のグティエレス商務長官が12日、韓米自由貿易協定(FTA)と関連し、排気量を基準とする自動車税と薬剤費適正化案に対する韓国政府の交渉態度に遺憾の意を表明した。駐韓米商工会議所と大韓商工会議所の主催で開かれた懇談会で述べたもの。この2つの分野については、今から来年1月に予定されている第6回交渉までに深く協議する必要があると強調した。

グティエレス長官はまた、米国に比べ3倍高い韓国の関税率や法律サービス、通信、放送など米国の参入が制限されている市場分野のほか、実質的な市場進出が難航している牛肉なども議論する必要があると指摘した。これらの問題が解消されてこそ、米国議会や米国民は韓米FTAを公正な交渉だと判断するとしている。

一方、先ごろ終了した第5回交渉については、化学や電子など主要商品に対する関税改善に同意し、知的財産権や韓国がセンシティブ品目としている農業分野の235品目、繊維分野に関する協議に進展があったことなどを評価した。


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