首都圏のごみ埋め立て地で発生するガスを利用する世界最大規模の5万キロワット級の発電所が12日から稼動を始めた。ごみを再生可能エネルギーとして資源化することで、エネルギーの輸入を代替する一方、温室効果ガスを削減することで地球温暖化防止にも役立つと期待される。発電所は18万世帯(月200キロワット使用基準)に電力を供給し、年間169億ウォンの収益を上げると見通しで、重油50万バレル相当のエネルギー輸入代替効果をもたらす。発電所の稼動は、ごみの資源化だけでなく、周辺地域の悪臭防止など生活環境の改善や経済的な利益を生み出すと政府は期待している。
 埋め立て地のガスを利用した発電所は国内に12基、ガス供給施設は4か所あるが、ほとんどが1000~6000キロワット級の小規模なもので、5万キロワット級の発電所は米国に1基あるだけだった。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0