韓国と北朝鮮、米国、日本、中国、ロシアの6カ国は、昨年11月9~11日、第5回6カ国協議を開催した。共同声明の履行を内容に盛り込んだ議長声明を採択したが、その直後に米国が対北朝鮮金融制裁措置を取ったことで、現在まで中断されている。
中国は、先月28~29日に北京で行った米中朝首席代表による会合で提示された米国側の提案、その提案に対する北朝鮮側の非公開回答などをめぐり、米朝両国と水面下で接触を行った末、18日再開の合意を導いたとされる。
一方韓国政府は、外交通商部報道官名義の論評を通じ「6カ国協議の再開と共同声明履行案の策定に向けたこれまでの参加国の努力を評価する」と述べている。北朝鮮の核問題解決が実質的な進展をみるものと期待し、そのため関連国との緊密な協力を続けていく考えを示した。
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