2002年の大統領選で敗北し、政界引退を宣言した李会昌(イ・フェチャン)ハンナラ党元総裁が、党中央委員会主催で開催された「ハンナラフォーラム」に出席した。李元総裁が党主管の行事に出席するのは引退後初めてのこと。フォーラムには、孟亨奎(メン・ヒョンギュ)議員や李在五(イ・ジェオ)議員、孔星鎮(コン・ソンジン)議員、梁正圭(ヤン・ジョンギュ)元議員ら当時の側近10人余りも同席した。

 李元総裁はこの席で、現政権の実情を強く批判する一方、ハンナラ党に対しても厳しい意見を並べた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領政権は誠意をもって真剣に政治に臨むという意欲さえ失ったようだと述べ、盧大統領のあいまいな発言で多くの国民が絶望と悔恨を感じていると指摘した。ハンナラ党に対しては、反省し自己の過ちを認めることも重要だが、自負心を持つべき過去さえも否定することは謙遜(けんそん)ではなく浅薄な政治思想だと苦言を呈した。


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