握手を交わす盧武鉉大統領(左)とユドヨノ大統領=4日、ジャカルタ(聯合)
握手を交わす盧武鉉大統領(左)とユドヨノ大統領=4日、ジャカルタ(聯合)
インドネシアを国賓訪問中の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は4日、ユドヨノ大統領と会談し、両国の友好協力関係が貿易や投資だけでなく情報技術(IT)、原子力、山林、開発協力などさらに多くの分野で実質的な協力につながるよう積極的に取り組んでいくことで合意した。

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 両首脳は同日午前に大統領宮で行われた会談で、1973年の国交樹立以来、両国関係が緊密に維持されてきたことに満足感を示すとともに、「21世紀の友好協力に向けた戦略的パートナー関係に関する共同宣言」に署名した。戦略的パートナー関係に関する共同宣言は、政務、経済・通商、社会・文化など諸分野で両国の協力を拡大するためのを履行方法など32項目からなっている。このほか原子力や観光協力協定を結んだほか、山林や反腐敗、エネルギー、投資、中小企業、鉄鋼・プラント協力に関する覚書も交わされた。

 会談で盧大統領は、国連事務総長選での潘基文(パン・ギムン)前外交通商部長官への支持に謝意を表明するとともに、国連など国際舞台での協力を一層強化していく意向を明らかにした。

 北朝鮮の核問題と関連しては、ユドヨノ大統領が6カ国協議の早期再開を通じた進展があることに期待を示すとともに、対話を通じた問題解決への努力を引き続き支持していくと述べた。また盧大統領が、2012年の国際博覧会麗水招致への支持を求めたことに対しては、「真剣かつ前向きに検討する」と答えた。

 盧大統領は、ユドヨノ大統領に来年の適切な時期に訪韓することを要請した。当初、ユドヨノ大統領は今年7月に韓国と北朝鮮を訪れる予定だったが、北朝鮮のミサイル発射を受け北東アジア情勢の緊張が高まったことからキャンセルしている。


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