北朝鮮がロシア極東のナホトカに設置している総領事館をウラジオストクに移転させ、サハリンに総領事館の分館を設ける計画を立てていることが分かった。サハリンで発行されている「新高麗新聞」が3日に報じた。ナホトカ駐在のシム・グクリョン総領事がこのほどサハリンを訪れ、サハリン州副知事に対しこのような考えを伝えたという。

 シム総領事はこの席で「サハリン州が極東地域で経済発展を活性化しており、建築や原油、ガス、水産物、木材加工などの分野での経済発展に北朝鮮は大きな関心を持っている」と述べた。サハリンでは現在600人近くの北朝鮮労働者が働いており、そのほとんどが住宅建設や道路建設などを担当しているとされる。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0