韓国・日本・中国の3カ国が、2日から2日間にわたり北京で第8回環境相会議を開催し、黄砂や気候の変動、有害廃棄物の国家間移動などを懸案問題とした上で、これらの問題解決に向け3カ国間の協力を強化することで合意した。環境部が3日に明らかにした。

 今回の会議では特に、韓国が関心を寄せている黄砂の対応問題について具体的な協力案を話し合う「3カ国局長級会議」を来年の環境相会議前に開催し、黄砂対応共同研究チームの構成など具体策を模索することを決めた。また、有害廃棄物の国家間の移動を管理するため、自国内で発生した有害廃棄物の適正な管理体制の構築努力を継続させるなど、廃棄物の違法移動統制に関する3カ国の協力が必要との認識で一致した。

 気候変動の問題に関しては、昨年開かれた気候変動枠組条約第12回締約国会議の結果を肯定的に評価し、3カ国がともに参加している「クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ(APP)」の枠組みの中で協力を強化することを決めた。


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