汎FTAデモ隊が街頭集会、ソウル駅集結阻止され

ソウル駅広場で29日午後開かれる予定だった韓米自由貿易協定（FTA）阻止の2回目の汎国民決起大会が警察に阻止され、デモ隊は乙支路や明洞などソウル中心街でデモを強行した。

主催者の韓米FTA阻止汎国民運動本部は、警察がソウル駅広場で集会遮断措置を取ったため当初の計画を変更した。全国民主労働組合総連盟（民主労総）や全国農民会総連盟などデモ参加者1500人余りは午後5時前、乙支路1街の交差点一帯の道路約100メートルを占拠し集会を行った。同じころ、農民150人余りも忠正路の農協中央会前に移動しようとして警察に止められ、近くの学校前に場所を移し集会を開いた。

この日、午後3時30分現在でソウルや釜山、大邱、蔚山、全羅北道、全羅南道、慶尚南道、済州の7地域で約6150人が関連集会に参加したとみられる。警察は早朝から主要高速道路などを中心とする全国1252か所に383中隊、警察官1万3555人を配置し、ソウルでの集会参加を試みた農民や労働者の上京を阻止した。


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