盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は来月3日から8日間の日程でインドネシア、豪州、ニュージーランドを歴訪した後、11~13日にフィリピンで開催される第10回東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)首脳会議に出席する。青瓦台(大統領府)の尹太瀛(ユン・テヨン)報道官が伝えた。

ユン・テヨン の最新ニュースまとめ

 盧大統領はASEANプラス3首脳会議の期間中に、東アジア共同体の実現案について関連国と意見を交わし、東アジア自由貿易協定(EAFTA)の推進など域内繁栄の基盤構築に向けた協力案を提案するほか、北朝鮮の核問題を平和的に解決するためASEANの継続的な支持を要請する予定だ。また韓国・ASEAN首脳会議では、昨年採択した韓国・ASEAN自由貿易協定(FTA)行動計画の履行現況を評価する報告書を採択し、FTA交渉を早期に妥結する意向を再確認する。

 盧大統領はさらに、ASEAN10カ国に韓国と日本、中国、豪州、ニュージーランド、インドを加えた16カ国が参加する東アジアサミット(EAS)にも出席し、エネルギー分野の協力に関して意見を述べるほか、鳥インフルエンザの予防と対応に向けた共同努力の必要性も強調する。

 インドネシアと豪州、ニュージーランド訪問では、各国首脳と会談し、両国の関心事について協議する予定だ。



Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0