来年7月から、韓国の漁船が他国の排他的経済水域(EEZ)で許可なく操業し、相手国の管理当局から停船命令や乗船検査の要求を受けても応じない場合には、韓国の国内法で処罰されることになる。海洋水産部が28日、こうした内容の水産業法改正案を来年7月から施行する予定だと明らかにした。

 改正案によると、韓国の漁船が日本、中国、ロシアなど、韓国政府と漁業協定を結んだ13カ国・地域のEEZで不法操業が摘発され相手国からの停船命令に従わなかった場合には、国内法に基づき1年以下の懲役または300万ウォン以下の罰金を課す。

 現行法では、無許可操業が摘発され停船命令に従わずに逃走したとしても、行政処分を受け罰金を納付した後、再度無許可操業をする問題があった。今年5月には韓国漁船が日本のEEZで無許可で操業し、日本側巡視船の停船命令に従わずに逃走したことが外交問題に発展したケースもあった。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0