韓国・カンボジア首脳会談=20日、プノンペン(聯合)
韓国・カンボジア首脳会談=20日、プノンペン(聯合)
カンボジアを訪問中の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は20日、フンセン首相と首脳会談を行い、カンボジア政府が推進している3700万ドル規模のプノンペン~カンポット国道延長改・補修事業を積極的に支援する方針を明らかにした。青瓦台(大統領府)の尹太瀛(ユン・テヨン)報道官が伝えた。盧大統領は、両国間の貿易と投資の拡大に向け努力を続けるとし、カンボジアに対する有償・無償援助を実施する意向を示した。

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 両国政府は会談を機に、カンボジア地方行政ネットワーク構築事業施行協定、カンボジア証券市場設立に向けた協力協定、雇用許可人材創出了解覚書、外交官・官用旅券ビザ免除協定を締結した。韓国は、来年から2009年までに人材養成や関連法規の制定などを完了させた後、韓国の証券取引所とカンボジア当局が推薦する現地企業とで合弁法人を設立し、証券取引所の開所・運営を進めていく。このため約40億ウォンの事業費を支援する計画だ。地方行政電算ネットワークの拡充事業には、経済協力基金(EDCF)から3100万ドルを出資するとしている。

 盧大統領はこのほか、経済開発分野のコンサルティング、情報取扱センターの施設改善など、開発事業にも可能な限り協力すると約束したほか、電力・建設インフラ事業など、カンボジアに投資・進出する韓国企業に対する関心と配慮を要請した。

 一方、フンセン首相は、朝鮮半島の平和に向けた韓国政府の努力を支持する立場を示した。また盧大統領は、国連事務総長の進出と麗水世界博覧会の誘致に対するカンボジア政府の支持に感謝の意を伝えた。


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