年齢別では30代が176人で30.8%を占め、最も多かった。40代が24.1%の138人、20代が19.6%の112人、60代以上も56人で、全年齢層で感染者が増えている。
疫学調査の結果、感染経路が明らかになったのは366人で、全員が性接触による感染だった。内訳は、男性の異性間接触が170人、男性の同性間接触が167人、女性の異性間接触が29人。
2006年9月末現在、国内で確認されたHIV感染者数は累計4401人で、このうち606人が死亡した。感染経路が分かった3729人のうち、性接触による感染者が3676人で98.6%を占める。次いで血液製剤が17人、国内での輸血が16人、国外での輸血が13人、垂直感染が5人などだった。
疾病関連本部はこうした内容を踏まえ、HIVの予防にはコンドームを使用したり自発的にHIV検査を受けるなど積極的な努力が必要だと呼びかけた。また、高齢者が多く集まる福祉施設などでの性教育プログラムを含め、教育広報活動の強化を計画する方針を示した。
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