キム・ヨンア選手。フィギュアGP第2戦・スケートカナダで銅メダル獲得後、帰国した時の様子=7日、ソウル(聯合)
キム・ヨンア選手。フィギュアGP第2戦・スケートカナダで銅メダル獲得後、帰国した時の様子=7日、ソウル(聯合)
フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦フランス杯で韓国人初の金メダルを獲得したキム・ヨンア選手は、「ひざの負傷で練習に集中できなかったが優勝できた」と喜びを語った。シニア大会で初優勝を飾ったキム選手は、今後も良い成績が出せるよう、じっくり経験を積むと考えて努力していくと覚悟を明かした。

 以下は、一問一答。

――シニア初舞台で金メダルを手にした感想は。

「転んでミスをしたにもかかわらず、優勝できて嬉しい。プレッシャーはなかったが緊張していた。ひざの負傷で練習に集中できず期待していなかったが、予想外の結果が出せた」

――転んだときの気分は。

「最後に転んだとき、最後の仕上げをしっかりやらなければと思った」

――銅メダルを獲得したGP第2戦と異なる点は。

「大きな違いはなかった。ただ、今回は優秀な選手が多く出場したため前回より緊張した。感情表現に重きを置き、シニア大会だけに、成熟した演技を披露しようと努力した」

――五輪出場など今後の目標は。

「五輪までにはまだ時間があるので、今は1つ1つの試合で良い成績を上げることが重要だと思う。観衆に記憶してもらえる、感動を与える選手になりたい」

――ライバルはいるか。

「誰かをライバルと考えても試合に役立たない。自分のペースでやっていくのが気持ちが楽でいい」

――国内での期待が大きいがプレッシャーにはならないか。

「ないとは言えない。自分でも知らないうちにプレッシャーに感じているようだ」

――今大会に向けた練習はどうだったか。

「成熟美と演技力に重点を置いた。カナダ大会はテストのような気持ちで臨んだが、今回は難易度の高いジャンプに挑戦しようという戦略が功を奏したようだ」


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