16日に実施された2007学年度大学修学能力試験(センター試験に相当)で、今年も受験生の携帯電話所持が発覚した。韓国教育課程評価院によると、光州地域の会場で試験を受けていた学生の携帯電話が鳴ったのを監督官が発見した。

 修学能力試験では、携帯電話や携帯音楽プレーヤー、デジタルカメラ、計算機能付きの腕時計などは持ち込みが禁止されており、故意でなくても試験開始前に監督官に提出しなかった場合は不正行為とみなされる。昨年は33人の受験生が試験無効となった。教育人的資源部関係者は「携帯電話は家に置いてくるよう通達したが持ち込みが見つかった。試験は規則に従い無効処理せざるをえない」と話している。

 修学能力試験をめぐっては、2004年に携帯電話を使った大規模な不正が発覚しており、翌年から試験会場に携帯電話などを持ち込むことを禁じている。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0