外国人投資家の誘致に向け北朝鮮が事業環境の改善に力を入れている。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が16日、北朝鮮で活動している欧州出身の企業家らの話として報じた。

北朝鮮関連事業を展開するか北朝鮮に会社を設立した欧州出身の企業家らは、北朝鮮が外国企業と協力し、商業活動や貿易取引を開発するほか、投資誘致に力を入れていると説明した。北朝鮮当局は外国企業に様々な優遇措置を設けており、他国との比較を通じ競争力強化に取り組んでいるという。また、北朝鮮住民は熟練労働者で、労働意欲がある面ではベトナムや中国より優れているが、外国との交流がないため先進的な技術では遅れを取っていると評価した。

企業家らは北朝鮮での事業を妨げる要因として、北朝鮮に対する認識や経済制裁を挙げた。開城工業団地労働者の賃金支払いについては、「労働者は北朝鮮の基準で適切な賃金を受けており満足している」と主張した。

北朝鮮には現在、中国や欧州のベンチャー企業が鉱山、衣類、食品加工、物流、運送、金融業など、軍事用を除く多様な分野に進出している。


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