李舜臣(イ・スンシン)将軍の直筆の書が6日に公開された。

 壬辰倭乱(文禄慶長の役)で戦った日本の加藤清正をまつる本妙寺(熊本県)に保管されていたもので、熊本日韓文化交流研究会の主催で忠州博物館で行われた第4回忠州・熊本国際学術大会で公開された。忠州博物館関係者は「加藤清正が壬辰倭乱当時に韓国から持ち去ったもののひとつで、本妙寺で数百年にわたり大切に保管されてきた李舜臣将軍の直筆であることは明らかだ」と話している。

 学術大会では、加藤水軍の捕虜となった朝鮮の王子、臨海君の直筆の書や、泗溟大師の書簡なども公開され、九州国立博物館に収蔵されている「鉄仏頭」が忠州から伝わったものであることが明かされた。


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