リクルート情報サイトを運営するインクルートなどが、常勤労働者301~999人の中堅企業と、300人以下の中小企業142社を対象に調査を行ったところ、これらの会社の大卒初任給は平均で2463万ウォンだった。調査対象となった142社はいずれも上場している。企業の規模別では、中堅企業が2676万ウォンで、中小企業が2268万ウォンだった。

 業種別では、建設業が2837万ウォンで最も高く、次いで製薬(2826万ウォン)、精油・石油化学(2782万ウォン)、金融(2744万ウォン)などが続いた。最も低かったのは流通・食品の2154万ウォンだった。

 調査対象企業の47.9%が初任給2500万ウォン以上、38.7%が2000万~2500万ウォンと回答しており、全体の86.6%で初任給が2000万ウォンを超えていた。

 インクルートの関係者は「競争の激しい大企業よりも、安定性と資金力がある中堅・中小企業に挑戦するのも就職に向けたひとつの方法だ」と話している。


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