世界の電子市場の競争が激しくなる中、韓国と日本の大手電子メーカー間の協力体制が強化されている。

 電子業界が2日に明らかにしたところによると、LGと東芝は、ディスプレーだけでなくオーディオ・ビジュアル(AV)や光ストレージなど幅広い分野で戦略的提携を進めている。LGフィリップスLCDと東芝は、先月液晶テレビに関する戦略的提携を結んだほか、東芝がLGフィリップスLCDのポーランド法人に19.9%を出資した。これにより東芝は液晶パネルモジュールの安定した供給を受けることが可能となり、LG側は東芝が積極的にテレビ販売を進める際に37、42、47インチの液晶パネルの標準競争で優位に立つことができると期待されている。また、LG電子は2月に東芝と、光ストレージの全製品に対する保有特許と技術を共有するクロスライセンス契約を交わし、光ストレージドライブやプレーヤーなどの分野で包括的な協力体制を構築した。

 一方、サムスン電子とソニーも堅い提携関係を維持している。両社は2004年に2兆1000億ウォンを投資し、忠清南道・湯井に合弁でS-LCDを設立した。同年末には包括的なクロスライセンス契約を結ぶなど、協力関係を強化している。


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