米国産牛肉の輸入が2003年12月以来2年10か月ぶりに再開される。農林部が29日に明らかにしたところによると、ロースや、骨を除去したカルビなど3部位、9トンが30日に仁川空港に到着する。国立獣医科学検疫院が仁川空港内の検疫倉庫で、すべての包みを開け特定危険部位が含まれているかどうかを確認する予定だ。
 米国産牛肉は9月初めに輸入再開が最終確定していたが、わずかな骨片が含まれていただけでも、認定施設に輸出承認の取り消しと廃棄、返送などの責任が課されることから、実際の輸入には至っていなかった。

 農林部関係者は、輸入業者が認定施設に対し骨片まですべて取り除くよう依頼した上で輸入されるものと聞いていると話す。輸入された牛肉は残留物質などに対する検査が煩雑なことから、来月15日前後に通関手続きを終え流通する見通しだ。


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